01品質へのこだわり
産業用太陽光発電システムの品質は、ソーラーパネルの性能だけではありません。施工の品質、ひいては設置計画の品質も極めて重要な要素となります。タカハシでは、お問い合わせいただいたら、まず敷設をお考えの現地に出かけ、実際の土地を確認させていただいております。敷地の広さだけでなく、形状なども大きく関係しますので、発電計画の策定には測量も欠かせません。
私たちのお客様の中には、集落内で10軒もの農家の皆さんが集まって大成功を収められましたが、太陽光パネルの設置は、場合によっては住宅の建築以上にケースバイケースとなるものです。最近では田畑で事業を始めたいという方が多くいらっしゃいますが、農地転用などの手続きも必要となりますし、自宅から遠く離れた場所でご自身も「土地をよく知らない」というケースさえあります。
私たちの仕事は、少し油断すると「会社都合」になりやすい職種と言えます。だからこそ、職人の育成も含めて、「絶対の自信」を背負ってお客様に提案できる力が必要。お客様の立場と同化してモノを考える、それがタカハシの力だと思っています。
02安全へのこだわり
太陽光発電もすっかり一般的になりましたし、インターネットでも情報があふれ返っていますので、最近ではご相談時点で知識を有しておられる方も増えました。ですが、実際お客様ご自身で体験なさらないと分からないことは、確かにあります。たとえば、「日光は多く取り込むべきだが、機器が過熱する環境は避けるべき」といった部分などは、初めての方は見落としがちです。
私たちは、お客様と相対する際には「正確に伝わるように」かつ「正直に」お話しすることをお約束しています。木が生い茂っている土地では伐採や整地が必要になりますが、初期投資をかけてでも安全性を重視すべき場合も少なくない上に、長い目で見れば有利になることもあります。専門家であれば、話を端折ったり誤魔化したりするのはご法度ですし、ご決断を急かしたりする前に「すべきこと」があるのです。
電気工事責任者としては、パネル設置現場に訪れた時は、「到着した時よりも綺麗になっていること」を心がけています。タカハシがお客様にご信頼いただいているのは、こうした細かい部分だと信じています。
03メンテナンスへのこだわり
私たちタカハシの管理部では、ソーラーパネル設置後の保守点検を行います。発電は順調か、機器に故障はないかといった観点から現場の目視とデータのチェックを併用し、安定した発電環境を維持するわけですが、それだけではありません。少子高齢化の影響か、お客様の中には「土地そのものの管理を頼みたい」というご依頼が非常に増えているのです。
産業用太陽光発電の場合、パネルの設置場所がご自宅から遠いケースも多いですし、山間部など簡単には訪問できない場所も少なくありません。しかし、保守契約を交わしたお客様の場合、単に機器の故障に対応するのではなく「お約束した売電環境を20年間にわたって守り通す」ことを実践しなければなりません。雑草が伸びれば影ができ、その場所によっては発電量に影響するのですから、当然、誰かが除草作業を行わなければならないわけです。
ソーラーパネルは、設置後に音沙汰がなくなる業者も多いと聞き及びます。だからこそ、一過性ではない仕事、設備がどこにあろうとも安心してお任せいただける仕事を心がけています。