最も重要なのは、「それを長く維持する」こと。
産業用でも一般住宅用でも、ソーラー発電システムは
長期的な視野に基づかなければ意味がありません。
太陽光発電システムの導入では、パネルの品質などに注目が集まりがちです。しかし、全量買取制度が20年間の売電を約束する仕組みであることからも分かる通り、ソーラー事業はより長期的な視点から考えるべき。だとすれば、システムとしてのクオリティと同様に重視しなければならないのが、維持費やメンテナンス費用です。
たとえば、太陽光パネルの寿命は30年以上と言われていますが、電気を変換するパワーコンディショナー(通称・パワコン)の寿命は、一般的に10?15年前後とされています。つまり、運用中にほぼ必ず更新費用が発生すると考えておく必要があるわけです。また、特に深刻な問題となりやすいのが、土地の管理です。太陽光発電は日照の確保が生命線ですので、草が生い茂っただけで発電能力が落ちることも現実としてあり得るのです。
弊社では、こうした現実的な維持、現実的な管理を織り込んだサービスを提供しています。発電設備の敷設場所が遠隔地であったり、山間地であったり…と、ふだんは足を運びにくい場所でも安定した発電量を保てるよう、「オーナーの代わりに足を使うことを厭わない」サービスを心がけています。